超人オリンピック・ザ・ビックファイト
1回目の超人オリンピックチャンピオンであるキン肉マンが遠征先から日本に怪獣退治に向かうが、遠征試合の時間までに帰ってこれず、チャンピオンをはく奪される。それに伴い再びチャンピオンベルトを賭けオリンピックが開かれる事になった。
キューブマン
対
チエの輪マン
超人オリンピック・ザ・ビックファイトの第1試合として、甲子園球場のラッキゾーンで行われた。おもちゃ対決であるこの試合はまずチエの輪マンがキューブマンの六面体を作ろうとするがうまく行かず、逆にキューブマンはいとも簡単にチエの輪をはずして勝つ。試合後、チエの輪マンの「近代おもちゃにはかなわん」と言うセリフが印象深い。
ウォーズマン
対
ティーパックマン
試合序盤はティーパックマンが水分を含んだティーパックを振り回して優位に立つが、ウォーズマンにかわされて、ティーパックがコーナに巻きつく、そして動けなくなったところでウォーズマンがスクリュードライバーで腹に穴をあけ、頭のティーカップをもいで紅茶を飲まれる。試合終了後、タザハマにも紅茶を飲まれる。
キン肉マン
対
キングコブラ
キングコブラのろう攻撃で身動きがとれなくピンチになるが掛布(元阪神)のホームランがキングコブラの頭に当たり、頭のかぶりものがとれる。そして頭にろうそくの導火線があることに気がついたキン肉マンがロープの摩擦で火をつけ勝利する。
ブロッケンJr
対
ウォッチマン
試合序盤はウォッチマンがスリーパホールドでブロッケンを攻めるが、ブロッケンに顔の文字盤を壊される。そしてブロッケンがラーメンマンの見てる前で父親の仇とばかりキャメルクラッチを決め、ウォッチマンを真っ二つにする。試合後、ブロッケンはラーメンマンに対してウォッチマンの首を投げつけ挑発するがラーメンマンがそれをよけ、後ろにいたタザハマの顔面にあたる。
ラーメンマン
対
ブロッケンJr
コンクリートで固められた特設リングで行われたこの試合はまさに遺恨試合である。試合序盤はラーメンマンはわざと攻撃せず、ブロッケンの優勢だが、最後はロメロスペシャルでブロッケンJrに勝つ。試合後、ラーメンマンは全治6ヶ月と診断される。
ウルフマン
対
キューブマン
ウルフマンの張り手でキューブマンの顔は血マメと青タンとウミで六面体が出来てしまう。更にウルフマンの合掌ひねりで投げ飛ばされて、最後はおばあちゃんの傘にさされて爆発してしまう。実はこの試合がウルフマン唯一の勝ち試合である。
キン肉マン
対
ベンキマン
キン肉マンはベンキマンのベンキの中に流されてしまうが、便器の中にパンツを詰まらせて脱出に成功する。ベンキマンの便器に流された超人がどこに行くのかは作者も知らないらしい。最後はベンキマンが自らの体からでる水で上空に上げられ、そのままリングに叩きつけられノックアウト
ウォーズマン
対
ペンタゴン
当時、冷戦時代だった為、この試合も米ソ対決をコンセプトに行われた。しかしウォーズマンがペンタゴンの翼をとり、ベアクローで顔から股まで切った。何故この試合でペンタゴンがクロノスチェンジやストップザタイムを使わなかったのか謎である。それらの技を使っていればまちがいなく勝っていただろうに。
キン肉マン
対
ウルフマン
準決勝となったこの試合は相撲対決で行われた。ウルフマンの張り手でキン肉マンの顔もキューブマンのように六面体になるがキン肉大王が吹いた吹き矢が刺さり空気が漏れて元の顔に戻る。最後はウルフマンのあびせ倒しで勝負あったかの様に見えたが、ものいいががつき、VTRの結果、キン肉マンが勝利した。
ウォーズマン
対
ラーメンマン
準決勝となったこの試合は先に相手を棺桶に入れた方が勝ちという金網棺桶デスマッチである。
ラーメンマンはウォーズマンのスクリュードライバをゴングで止めるが、更に回転を始めてゴングが貫通しラーメンマンの頭に刺さる。結局、この傷が脳にまで行き、ラーメンマンは植物人間となる。
キン肉マン
対
ウォーズマン
超人オリンピック・ビック・ザ・ファイトの決勝。ウォーズマンはバラクーダに変装したロビンマスクにスカウトされた事がわかる。キン肉マンのクリンファイトに答え、ウォーズマンはベアクローを壊すが、パロスペシャルが決まり、キン肉マンは絶対絶命になる。しかし、過去30分以上試合をした事が無かった為、ウォーズマンのコンピュータに負荷がかかりショートする。そして最後はキン肉バスターでキン肉マンが勝利する。試合後ルールによりウォーズマンがマスクをとるが、その素顔はまさにコンピュータそのものであった。
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